Japan Unbound


John Nathan
日本はどこへ向かおうとしているのか?について、日本通アメリカ人の著者が書いた本です。
教育現場や家族の崩壊、日産自動車に代表される日本企業の変化、小林よしのり氏や石原東京都知事をはじめとするネオナショナリズムの台頭など現在の状況を描きながら、これらは変化の過程にある日本社会のバイタリティの現れであるとしています。
失われた10年が20年になり、少子高齢化等社会構造の変化により明るい将来が見えない中で、それでも日本は復活するという見方が少なからず存在するという事実を、日本人は知っておくべきだと思います。
歴史は繰り返すという前提に立てば、過去様々な局面でドラスティックに変化を成し遂げてきた日本という国のポテンシャルが外国には見えており、逆にそれが見えていないのは日本自身なのかもしれません。
立ちあがれ日本という前に、まずは目覚めよ日本でしょうか。