2010-01-01から1年間の記事一覧

Julie & Julia

年末年始の休みに入り、読書を少しサボって見たDVDです。 そうとは知らずに見始めたところ、内容はブログに関するもの。料理本を書いた女性の物語と、その本の料理を作ってブログを書く女性二人の物語が織り交ぜながら展開されていきます。料理に失敗してブ…

Getting to Yes

Roger Fisher and William Ury ハーバード大学での交渉術についての講義をもとに書かれた本。 まずは基本編 ・ 人物と問題点を切り離して考える(混同すると個人攻撃になり勝ち) ・ 相手の関心がどこにあるかを探る(言っている事の背景を考える) ・ 双方が得…

経済について考える3冊

日本はバブル崩壊から失われた10年が20年になり、またリーマンショックで世界同時不況からの回復が実感できないでいるこの頃ですが、そんな中で経済について考える際の参考になる3冊です。まずは、リーマンショックとは何だったのか? http://d.hatena.ne.jp…

Getting Things Done

David Allen Getting Things Done マネジメントコンサルタントの著者による、水の如き心で物事を片付ける仕組み作りの本。何だか洋書の書評にしては“和”な雰囲気の表現となりましたが、頭の中であれこれ悩みながら右往左往するのではなく、自分の外にハード…

はてな市民シルバーに昇格!

前回のブログをもって100日目となり、はてな市民 ブロンズ→シルバーになることが出来ました。 次のゴールドは300日とまだまだ長い道のりですが、マイペースで続けて行きたいと思います。 これからも宜しくお願いします。

就活に入る前に読みたい3冊

面達などのハウツー本の類ではありませんので悪しからず。 時代が大きく変わり、大企業に就職して定年まで安泰という構図が崩れる中、新しい時代の働き方について考える参考となる3冊です(順序はアルファベット順)。・Crush it! http://d.hatena.ne.jp/fbrev…

blink

Malcolm Gladwell 先週に続きMalcolm Gladwellですが、この本はいわゆる第6感的なインスピレーションについてです。絵画や彫刻の贋物を見分けるなど、その分野の専門家は瞬時に判断できる場合がありますが、突き詰めていくとこれも無意識のうちに情報を処理して判断…

お知らせ

当ブログもあと2回で100回を迎えることとなりました。そこで、100回目よりタイトルを "おすすめビジネス洋書XX選"に変更したいと思います。ビジネス書=和書、洋書=ペーパーバックといったところが一般的なイメージかと思いますが、洋書のビジネス書の知名度アップの一助となれば…

The Tipping Point

Malcolm Gladwell モノ、アイデア、感染症などがブレイクするかどうかの分岐点、それがTipping Pointです。 1987年の北米でのFAXの爆発的な普及、スケーターシューズAirwalkのブレイクから1980年代に起きたミクロネシアでの10代の連続自殺など様々な実例が存…

マンガ版

先日The Five Dysfunction of a Team(http://d.hatena.ne.jp/fbrev/20101112)にマンガ版があるとご紹介しましたが、探してみるとプロジェクトXの英語マンガ版があることが判りました。 洋書を買ってはみたもののなかなか手が出ない方、英語マンガからトライしてみてはいか…

Payback

Margaret Atwood “debt”と言う概念はそもそも何時頃生まれたのかについて考えた本。便宜上[経済]に分類しましたが、どちらかと言うと哲学的な内容でもあります。 1章では正義、公平といった概念がかなり古くからあっただけでなく、チンパンジーにもあると述…

日本は電子書籍大国?のニュースより

先日2009年の電子書籍市場規模は610億というニュースが出ていました。 http://business.nifty.com/articles/topic/101122/では、そもそも出版市場の規模はどのくらいか調べてみると、 http://www.jagat.jp/content/view/1964/333/ 2009年は1兆9356億円だったよう…

crucial conversations

Kerry Patterson, Joseph Grenny, Ron McMillan and Al Switzler 物の言い方一つで今後の展開が大きく変わる、そんな場面で役に立ちそうな本です。 内容は同じでも、角の立つ言い方と立たない言い回しがあるのは洋の東西を問わずということのようです。 特に…

Customer Favorites: Top 100 Books

Amazon.comで2010年に出版された本で、人気のトップ100が出ていましたので10位までを紹介します。全ジャンルの本対象ですが、ビジネス書もThe Big Shortが5位に入るなど健闘しています。1 The Girl Who Kicked the Hornet's Nest (Vintage Crime/Black Lizard)2 Wom…

The Five Dysfunctions of a Team

Patrick Lencioni チームの機能を妨げる5つの障害について、ある会社の取締役会を舞台に描いた本。著者はThe Table Groupというエグゼクティブの研修を専門とするコンサルティング会社の社長。 あるシリコンバレーの会社を舞台に、新しいCEOの下で取締役会が…

No B.S. Business Success in The New Economy

Dan S. Kennedy 起業家であり、アドバイザーまたビジネスコーチでもある著者による、リーマンショック後のnew economyでのサバイバルについての本。 New Economyとは売り手から消費者へのパワーシフトということで、この環境でどのように起業家として成功するかについて17章に渡って…

接続トラブル

接続トラブルのため、先週金曜更新の予定が更新できずに今日に至ってしまいました。すみません。早速更新します。

最近のニュースから

気になるニュースを見かけたので2つほど紹介しておきます。1.Amazon.co.jp 送料無料に 通常配送は11月1日より無料になるそうです。これでますます気軽に本を買えるようになりますね。 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE2E3E2EA…

キンドル使用雑感

キンドルが届いてから3冊ほど読んだ時点での感想です。①読書用 ○ 本を読むと言う目的では、コンパクトな本体に何冊もダウンロードでき、持ち運びにも便利で○②ブログ作成用 △ 単に本を読むだけでなく読んでブログを書く場合は、気になった箇所のページを戻っ…

The Accidental Billionaires

Ben Mezrich Facebookにまつわるドラマを描いた本。Mark Zuckerbergを中心に人間模様が描かれ、小説のような仕上がりとなっています。Harvardの寮でFacebookを立ち上げてから10ヶ月で100万の登録者を集め、14ヵ月後には1億ドルの価値をつけるまでの背景には…

英語は訳さず学べ!

苫米地英人洋書を紹介するブログとして半年あまり続けてきましたが、ついに禁を破って和書を紹介せざるを得なくなりました。ただし和書なので、冊数のカウントには入れずに49選のままとしています。これまで洋書紹介の傍ら、洋書を読む取っ掛かりとして入門編を何…

キンドル使用レポート 通勤編

通勤を想定して電車、エスカレーターでキンドルを使ってみました。○だと思ったのは、片手で持ちながらページめくりも簡単な点。ただしハイライト(アンダーライン)するには右手で持った方が良い。△なのは、書評ブログを書く時ハイライトの箇所の一覧画面を頼りにしますが、ハイライトの箇所しか…

33 Million People in the Room

Juliette Powell ジャーナリスト/ソーシャルメディア専門家でGathering Think Tankを立ち上げた著者による、ソーシャルメディアとネットワークの広がりの可能性についての本。タイトルはReedの法則「25人のグループが可能なネットワークは33百万」から来てい…

ダウンロード成功

前回(http://d.natena.ne.jp/fbrev/20101002)クレジットカードのエラーのため短編を一つダウンロードしたところで終わってしまいましたが、その後アマゾンのアカウントの情報を更新したらダウンロードできるようになりました。昔のカード情報が残っていて有効期限切れとなっていたのが原…

The Brain That Changes Itself

Norman Doidge, M.D. EN(http://bizbookrev.wordpress.com/2011/05/27/the-brain-that-changes-itself/) コロンビア大学およびトロント大学の精神病医、精神分析学者である著者による脳の変化についての本。 巷では右脳はイメージ、左脳が言語および計算を司…

「脳」カテゴリ追加

最近何気に「脳」についての本を読むことが増えてきたので「脳」のカテゴリを追加しました。 ちなみに現在読んでいるのはThe Brain That Changes Itself: Stories of Personal Triumph from the Frontiers of Brain Science (James H. Silberman Books) です。近日…

KindleベストセラーTop10

キンドルを買ったもののカードのエラーで1回しかダウンロード出来ていませんが、最近はどんな本がダウンロードされているのかAmazon.comを覗いてみました。1位 The Adventures of Sherlock Holmes by Sir Arthur Conan Doyle (Kindle Edition - Mar. 1, 1999) Buy: $0.002位 …

What's Your Strategic Heartbeat?

Jon L. Luther充電が終わり、初めての本購入はJon L. LutherのWhat's Your Strategic Heartbeat? 値段は$2.39と安かったのですが、内容も30ページとコンパクトですぐに終わってしまいました。1ページあたり7円弱、安いのか高いのか…?気になるキンドルの使い…

The Upside of Irrationality

Dan Ariely 心理学と行動経済学の教授である著者による、人間の行動/判断の非合理性についての本。 第1章では早速、ウォールストリートのエグゼクティブのボーナスが巨額になるほど業績は悪くなっていることを実験データを基に示しています。機械的な作業で…

キンドル到着

先日オーダーしたキンドルが、ようやく到着しました。まずはUSBにて充電中です。 ユーザーガイドの画面です。 まだ本を読んでいないのでなんともいえませんが、ユーザーガイドなど見る限り、文字はくっきり出ていて、しかも画面を直接指で押しても液晶のように文字が揺れる…