The Accidental Billionaires


Ben Mezrich
Facebookにまつわるドラマを描いた本。Mark Zuckerbergを中心に人間模様が描かれ、小説のような仕上がりとなっています。Harvardの寮でFacebookを立ち上げてから10ヶ月で100万の登録者を集め、14ヵ月後には1億ドルの価値をつけるまでの背景には、Facemashでの失敗というか勇み足、Harvard Connectionをめぐる裏切りなど数々のドラマがありました。
ただ、安定して収益を上げるビジネスモデルが確立していない段階で1億ドルの価値をつけるのはやはりバブルの印象を受けますが、人気=価値ということになるのでしょうか。
タイトルにもあるようにMark本人は当初収益には無頓着でひたすらこのソーシャルネットワークの成長に尽力していたようですが、ネット時代に必要なのはアイディアを実行に移すスピードと成長の持続のようです。