Getting to Yes


Roger Fisher and William Ury
ハーバード大学での交渉術についての講義をもとに書かれた本。
まずは基本編
・ 人物と問題点を切り離して考える(混同すると個人攻撃になり勝ち)
・ 相手の関心がどこにあるかを探る(言っている事の背景を考える)
・ 双方が得する解決策を考える(最大公約数的)
・ 評価基準の数値化(客観的な数字を基準にすれば合意を得やすい)
応用編としては、
BATNA(Best Alternative to a Negotiated Agreement:常に他にも選択肢があることを意識し、不必要な妥協はしない)
・ 交渉柔術(力技がだめなら寝技で攻める)
などがあります。
少々古い本ですが、Amazon.comではTop100に1440日ランクイン中のロングセラーです。
仕事も家庭も交渉次第と言ったところでしょうか。
日本語版は2社から出ているようです。
ハーバード流交渉術(知的生きかた文庫)、必ず「望む結果」を引き出せる!ハーバード流交渉術(三笠書房)