Shell Shocked


John Stephenson
資源国カナダはリーマンショック後も“買い”というお話。
・カナダの銀行、保険業界は比較的ダメージが少ないため、カナダドルはU.S.ドルに対して強くなる
・U.S.ドルが弱くなれば金が値上がるため、ETF等での取引が良い
・不動産価格は2010年に上がり始めるが、アパート市場はバブル傾向のため要注意
・公共事業が増加するため、土木建設業への投資は有望
・世界的には水不足傾向のため、ダムや配水関連業界への投資は有望
コモディティ市場もリバウンドするため買い
原油、金属も中国をはじめとする新興国需要により有望
・肥料や農業機械関連も買い
・その他、カナダにはBlackBerryのResearch In Motion、輸送機械のBombardierなどイノベーションを起こす企業がある
4章以降は各章の終わりにsummaryがあるので、時間の無い方はとりあえずここを読むといいでしょう。内容的には中国等の需要に引っ張られ資源国カナダも上向くというところですが、タイトルがShell Shocked(愕然とした)というのは中身とちょっとズレているような気もします。