Purple Cow(「紫の牛」を売れ!)


Seth Godin(セス・ゴーディン)
昨日に引き続きSeth Godin。物が売れない時代に必要なのは、”remarkable”。矢沢永吉も言ってます。「誰にも真似できない自分になれよ。」まさに永ちゃんの言葉がこの本を言い表しています。
では、具体的に”remarkable”とはどういうことか?ですが、大量生産で普通なものを多数売るのではなく、差別化したマニアックなもの(この本で言うPurple Cow)を限られた客層をターゲットとして売っていくということです。差別化、オリジナリティ、ニッチ、マニアックと連想ゲームのように言葉を並べて行くと、”オタク”と言う言葉に行き着きそうな雰囲気ですが、まさにその通り。Purple Cow現象はつまり”オタク”でした。
これからの時代のマーケティングは”オタク”マーケティングだと、アメリカ人も言っていたとは驚きです。エヴァ痛車らき☆すたなどなど、既に日本のマーケティングはPurple Cowを地で行っていた訳です。マーケティングで世界の先端を行く日本の将来は、実は明るいようです、たぶん。